けんぷファー 3

「あたしがこんなに腹を立ててることだよ。そいつをおめえに分からせてえんだ」
「知ってなんの得があんだ」
また銃口を押しつけられる。
「分かるか?あたしが怒ってる理由だ。たりねえオツムで悩んでみやがれ」
少し考えた。
「……なんだかさっぱりだ」
紅音の顔色が変わった。
「……ほう、こいつはあたしが今まで見たどんなテストの解答よりもすげえ。最悪だ。おめえが砂漠のサボテンよりも役立たずに見える」

鈍感男を好きになると苦労しますね。次辺り、物語が大きく動きそうな予感。→ 感想