2007-03-23 けんぷファー 3 book 築地俊彦 「あたしがこんなに腹を立ててることだよ。そいつをおめえに分からせてえんだ」 「知ってなんの得があんだ」 また銃口を押しつけられる。 「分かるか?あたしが怒ってる理由だ。たりねえオツムで悩んでみやがれ」 少し考えた。 「……なんだかさっぱりだ」 紅音の顔色が変わった。 「……ほう、こいつはあたしが今まで見たどんなテストの解答よりもすげえ。最悪だ。おめえが砂漠のサボテンよりも役立たずに見える」 鈍感男を好きになると苦労しますね。次辺り、物語が大きく動きそうな予感。→ 感想