2007-10-19 鳴弦の月 封殺鬼シリーズ 9 book ☆☆☆ 霜島ケイ 「……一人がイヤなら」 ふわりと雷電の髪が、月光を弾いて翻った。ともすれば聞き損ねてしまいそうな、低い囁きを残して。 「イヤなら――清明様の元へ来い」 そこへ行けば。 一人にはならずにすむのだと、言っているかのように……。 シリーズ9作目は番外編でした。二人の出会いは、こうだったのかー。→ 感想