2007-10-25 花闇を抱きしもの (下) 封殺鬼シリーズ 11 book ☆☆☆☆☆ 霜島ケイ 「桐子?」 「これが……最後だ」 ぽたぽたと涙をこぼしながら、桐子は小さく言った。 「もう、二度と、泣かぬ」 「――」 「私は神島の、当主だ。何があっても、……もう、二度と……」 素晴らしい。これほどの物語を読めるとは思ってもいませんでした。 桐子の物語であり、ひとつの時代が終わるという物語でもありましたね。ルルル文庫も、手に入れますよ、僕は!→ 感想