<本の姫>は謳う 1

「あんなに殴られて、蹴られて、それでも反撃もせずにボロボロにされて――なのにニコニコ笑っている。本当に情けない男だ、お前は」
そして、小さな声で続けた。
「でも、何度蹴られても立ち上がったお前は――少ぅしだけ、格好良かった」

素晴らしい。読めば読むほど、引き込まれる物語でした。大絶賛オススメ。 → 感想