2007-11-06 愛玩王子 瑠璃色の卵 book ☆☆ 片瀬由良 「お前の中でのオレが、その他大勢の男じゃないと解っただけで収穫だ。今はそれでいい。お前にとって特別な存在だとわかっただけで、これほど嬉しいものだとはな……こんなのは初めてだ」 「王子……」 「お前は人一倍鈍いからな……ゆっくりでいい。焦らなくていい。お前のペースで答えを見つければいい」 楽しそうに囁いた後、確かめるようにあたしをゆっくり抱きしめると、そのままでいい、ともう一度呟いた。 「……ありがと……」 いや、面白いんだけど、好きなんだけど、物足りなすぎる。→ 感想