愛玩王子 瑠璃色の卵

「お前の中でのオレが、その他大勢の男じゃないと解っただけで収穫だ。今はそれでいい。お前にとって特別な存在だとわかっただけで、これほど嬉しいものだとはな……こんなのは初めてだ」
「王子……」
「お前は人一倍鈍いからな……ゆっくりでいい。焦らなくていい。お前のペースで答えを見つければいい」
楽しそうに囁いた後、確かめるようにあたしをゆっくり抱きしめると、そのままでいい、ともう一度呟いた。
「……ありがと……」

いや、面白いんだけど、好きなんだけど、物足りなすぎる。→ 感想