走れ、真実への細き途 幻獣降臨譚

アリアは一瞬あきらめかけた。
あきらめかけて そのとき、思い出したもの。

自分を救おうと、悪漢に向かっていって傷ついたという、村の青年。
アリアと父をずっと見守ってくれた、姉代わりの義母。
胸を張れと、アリアに勇気をくれた女船長。
アリアのことを身を挺して守ってくれた騎士。
罵りながらも、アリアの安全を祈ってくれた友。

ここであきらめたら 彼らになんと言えばいい?

陰謀ドロドロが漂いつつ、甘々ラブラブも忘れない物語でした。次はまた大きな動きがありそうだなあ → 感想