傭兵王 創世の契約 3

「あんたは。捜査の都合で、どうしても仲間や知り合い、身内に話をしなければならないとき、話を聞かなきゃならないとき、どうしてきた?」
「耐えます」
即答だった。
「耐えられるものかね?」
「できるかどうかは問題じゃない。耐えてなきゃいけないんです。我々は」
「正義を拠り所にして?」
「それもありますが、むしろ」
犬族混血はゆっくりと首を振った。
「自分を信じてくれた相手のために」

レスティと傭兵集団「鋼の風」の関係がすばらしかった。おかげで、龍族へと歩む旅だってことをすっかり忘れてましたよ。次は、また別の人たちとの出会いになるのかな。→ 感想