ゼロの使い魔13 聖国の世界扉

「あーあ、俺だって残念だよ。ったく、こんなわがままで恩知らずなやつの使い魔だなんて……」
「じゃあ帰ればいいじゃない」
「そうできるんなら、とっくにしてるっつの」
二人は、お互い心にもないことを言い合い、そっぽを向いた。それから、才人はちょっと吹っ切れたような声で言った。
「でも、それほど不満じゃねぇよ」

終盤のシリアス展開がすばらしい。次作がこんなに待ち遠しいなんてはじめてかも。 → 感想