オペラ・エリーゾ 暗き楽園の設計者

「君に祝福と、ひとつの予言をしましょう、カナギ。君は笑うかもしれませんが、わたしには、君の心が見える。……本当に見えるのです。君の心は善くも悪くもなく、青銀に火花を散らし、ときたますさまじく美しい。君は己の心を明かりとし、君の心が恐れを抱く場所へ、まっすぐに進んで行きなさい。そこに滅びの運命は在る。君はいつか、滅びの運命を斬るでしょう。それまでは、何人たりとも君を滅ぼすことは能わない」

最後がたまらなく涙。あのシーンは、ぶっちゃけ最終巻といわれてもいいぐらい良かった。次の帝国編ではどうなっていくのか、楽しみ。 → 感想