ウェスタディアの双星 真逆の英雄登場の章

「あの方はウェスタディア王国を語るとき、いつも『この国の方々』とおっしゃる」
だからなんだ、と表情で問うセルウィンをちらりと見て、チェザーリは誇らしげに続けた。
「頭ではなく心でわかっておいでなのだ。国の礎が、彼ら民衆であるということを。君主に求められる資質のなかで、これほど尊いものはない」

ファンタジーに見せかけたスペースオペラかな。戦争と政治と。どちらも魅力的でした。個人的にはルシリア・チェザーリ方面に注目。 → 感想