阪急電車

圭一は口をへの字にして美帆を睨み、人差し指で軽く美帆の額を弾いた。
「いたっ!何で!?」
おでこを抑える美帆から圭一はわざと目を逸らした。
外で、無造作に ― 思わず抱きしめたくなるようなこと言うからだよ。

駅から駅へといく、わずか数分の中に生まれるドラマ。切ないお話もあるけれど、最後はきっちり甘くしてくれます。もうサイコー!→ 感想