ばいばい、アース 3 爪先立ちて望みしは

「なるほど、それか。あなたが信じているとは、ベルが俺を倒しに来ることか」
シェリーは答えない。ただ、自分でもその答えに戸惑っている顔を、無邪気にもあらわすばかりだった。
「滅ぶさ」
彼はしいてシェリーから目をそらし、殺伐として呟いた。
「俺が、滅ぼす」

剣ひとつでここまで心を揺さぶられるとは思わなかった。最終巻が今月出るらしいので、今からものすごく楽しみです。→ 感想