2008-02-23 めでぃかる! book ☆☆☆ 神代明 「誰だって最初からなんでも上手くできない。ってあなたが励ましてくれたの覚えているかしら」 冷たい指先から伝わる温かな心遣いに、フェイの気持ちも自然と和らぐ。 「……そうでしたっけ」 「そうよ」 二人は同時に声を出して笑った。 「ふふふ。あまり立ち話をさせては遅刻してしまうわね。考え込まずに、次のチャンスを待ちなさい。それが最善の方法だと思うわ」 クレスメントの励ましに、フェイは笑顔で答えた。 「一つ賢くなりました」 優しいお話だったなあ。続きが出てくれると嬉しい。→ 感想