BLOODLINK 雪花 (下)

「君、なんて名前なの?」
横殴りの風が吹き、彼女の髪が頬に巻きついて、そっと離れた。
「果南」
と、眩しそうに目を細めて、彼女は言った。
「南の果てって書いて、果南」

シリーズ当初のような勢いはなかったけど、ラストはちゃんともってきてくれて、グッとなる。続編(っていうのか?)になる果南の地がすっげー読みたくてしょうがな。→ 感想