烙印の紋章 たそがれの星に竜は吠える

(こんな男だからこそ、あるいは、わたしの意のままに躾けることができるかもしれない)
皇太子を操ることができるのならば、いずれはこの国の動きそのものも裏でこっそり糸を引くことができる。
(お爺さまの言われたとおりだ。これも戦いなのだ。血を流さず、誰の命も奪わずに)

身代わり皇子もさることながら、嫁いできた王女の誇り高き姿がすばらしい。このふたりがどんな物語を作ってくれるのか、すっごい楽しみです。→ 感想