2008-06-08 神様のメモ帳 3 book ☆☆☆☆ 杉井光 「僕が、強いんじゃないです。まわりにいつでも、誰か支えてくれる人がいたから」 「それでいいんだよ。運も実力のうちっていうだろ。あれは嘘だけど、こっちはほんとだ。仲間は実力のうち。それは、お前の世界の強さなんだから」 僕の世界の、強さ。 それも今、端から端までぼろぼろになっていこうとしているのに。 「だから、信じてやれよ」 ミンさんは僕の手首をぎゅっと握りしめる。 「おまえの世界は、そんなに脆くないよ」 帰ってきた彩夏と、テツ先輩のお話が切ないです。これで一区切りになるのかしら。→ 感想