2008-06-10 Xトーク book ☆☆☆ 来楽零 「それじゃあ、用意してきたお話を一人ずつ語っていきましょうか」 管理人とおぼしき女性が言った。 「あの、その前に自己紹介は……」 おそるおそる訊くと、彼女は艶やかに微笑んだ。 「話をすることが、私たちにとって何よりの自己紹介でしょう?」 彼女は私たちをぐるりと見回し、「さあ」と言った。 「怖い話をいたしましょう」 ふいにゾクっとさせられるような、そんな怪奇小説でした。ああ、たまらない。→ 感想