神曲奏界ポリフォニカ ジェラス・クリムゾン

「だから、一番怖いのは――」
ユフィンリーは一口、アイス珈琲を飲んでから続けた。
「奏始曲が、自分が何を手にしているのかも全然理解できてないような、思慮の浅い馬鹿の手に渡ることか――」
「あるいは」
ヤーディオが欠伸をかみ殺しながら言った。
「この世界と一緒に心中しても構わないってな――開き直った馬鹿の手に渡ることだな」

最後の最後で一気に盛り上がってきたところで続く。あー、気になる。続編が楽しみ。→ 感想