恋のドレスと約束の手紙 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー

「コーネリアには言っていないが、だぶん、言ったら承諾するだろうよ。きみは女性にとって魅力的な男だと思う」
「……そんなことは」
「事実だよ。きみとアディル・オルソープ嬢との間に、婚約の話がもちあがっている、ということも知っている。だからこそ、言うのだ。誰かと結婚しなければならないなら、オルソープ家よりもモアティア家のほうが、愛については寛容だということを覚えておくといい。今はわからなくても、困ったときに思い出してほしい。私はきみの味方だ」

両思いになったらなったで、壁が立ちはだかるんだなあ。身分違いの恋にシャーロックはどんな答えを出すんだろう。 → 感想