沙漠の国の物語 星のしるべ

「俺があんたのこと知りたいの、そんなに変?」
咄嗟に呼吸を止め、瞬きも忘れてラビサは彼を見上げる。
「傍にいない間、あんたがどうしてたか気になる。変か?」
ちょっと苛立ちを込めて僅かに細められた目が、真っ直ぐに自分を捉えていた。
「……別に、変…………………………じゃない……」

離れた二人がお互いを思うシーンでは、転げまわりました。一歩一歩成長していくラビサと、己の闇に気づくジセットと。これからどうなっていくのかドキドキ。 → 感想