『アリス・ミラー城』殺人事件

「『不思議の国』の続編として書かれた『鏡の国』に登場する鏡は、まさにキャロルたち自身が通り抜けた鏡だったのではないかと考えるのです。ファンタジーの世界へ抜ける鏡が実際に存在し、彼らはそれを現実のものとして体験していたのですわ」
「それが『アリス・ミラー』か」
「皆さんには、ぜひ『アリス・ミラー』を見つけていただきたいものです。もしそんな鏡があるのなら、覗いてみたいと思うのは自然なことでしょう」

だ・ま・さ・れ・た!構えて読めば読むほど騙される気がする(気がするだけ?)。初っ端の物理トリック談義とか面白くてしょうがない。 → 感想