神曲奏界ポリフォニカ クリムゾン S(1)

「フォロン」
「は、はい?な、なに?」
思わず立ち止まって背筋を伸ばすフォロン。コーティカルテが妙に改まった口調で彼の名を読んだからである。
尊大な精霊の少女は決意を固める様に拳を握り締めて言った。
「お前には、その……と……特別にだな……私の事をコーティと呼ばせてや……」

フォロンの自信のなさにイラつきながらも、見守るコーティが可愛かった。一度つけた自信をどう成長させていったのか。学生編の続きが読みたい。 → 感想