プリンセスハーツ 恋とお忍びは王族のたしなみの巻

「ほーう。……ついこの間、間諜の女に毒を飲まされてぺらぺらと政情をしゃべったあげく、命を狙われて国政の危機を招いたばかりだというのに、あなた様ときたら、仮面を被って派手派手な仮装をして、街へ遊びに行きたいと、そー申すのでございますか。ほほー」
「う……」
的確に痛いところをひと突きされて、ルシードは両手で胸を押さえた。
「その通りだ。まったく俺が愚かだった。
だが、俺は行く!」

ジルVS雹王子のバトル勃発。用意周到な相手に押され気味ですが、ここからどう逆転していくか楽しみ。 → 感想