真・運命のタロット(3) 「力」よ、と叫ぶ者

「それで、わかったん」
文華はあたしのほうへ目を上げた。
「『もし』は存在しないんよ。改変をやったいうたかて、その改変をしようとした根本の理由が消えるわけやないんよ」

フェーデの前の静けさってところかな。恋人たちが協力してくれるであろうフェーデがどういう結末をもたらすのか気になるばかり。 → 感想