真・運命のタロット(8)上 「吊るされた男」、そして…

水元ライコ嬢にカインが拘っているとは思えぬが」
「あいつが拘っているのは水元さんじゃない」
大河は肩を竦めた。
「負けたくないはずだ、あいつも」
誰に、と<戦車>が目で問う。
「<魔法使い>にさ」

<魔法使い>の登場が嬉しくなるけど、いまだ沈むライコにイライラ。三つ巴……だけじゃないか、もう幾つかの勢力がひとりの少女を狙って動き始めましたが、さあ、どうなるのかしら。 → 感想