氷の海のガレオン/オルタ

「それを仕事と呼ぶとしたら、そういうことになっちゃうかも知んない。だけど、そういうことではないんだ。そういうのを、仕事と呼びたくないね。昔おまえらに言った、ムーミンパパが俺の仕事だってのは、あながちふざけきった訳じゃないんだよ。俺は俺のおくさんにとってのだんなさんで、おまえらにとってのパパで、親父で、父さんな訳だ。俺にとっては俺な訳だ。俺はそれで生きてるんだよ」

この人の物語って、内容を追うとシリアスなのに、語り口にユーモラスだよなあ。ほんと素晴らしいお話でした。 → 感想