2009-03-06 とらドラ10! book ☆☆☆☆ 竹宮ゆゆこ 「わかんねえのかよ!?それが本当にわかんねえのか!?」 夜空に星はなく、道を導く星座も見えない。自分がどこにいるのかもわからない。ただここには、この腕の中には彼女がいる。彼女があるところに自分はいる。 それだけがたった一つ確かで。 「俺がいる場所がここ以外のどこにあるんだよ!?」 ゴロゴロしたくなる思いと、目の前の現実と。突っ走りたくとも、ちゃんと前を向くところが素晴らしかった。家族の温かさまで味あわせてくれて、ほんと良かった。 → 感想