聖鐘の乙女 雨の音符と虹のメロディ

「サディ、今、君、どんな顔してるか、わかってる?」
涙でいっぱいになったアティーシャの大きな瞳を見つめながら、サリアンはそう言うと、白い手を伸ばした。アティーシャの頭の上にふわり、と手を置く。
「泣かないでくれ。……頼むから」

話があまりすすんでないのは残念ですが、またまたいい先輩が出て来たなあ。くさいセリフが似合う男が多くて困ります。さて、王子の陰謀は、またひとつ増えたかな。次あたり動いてほしいところ。→ 感想