断章のグリム(10) いばら姫・上

「<異端>……!?何で?殺したはずでしょう?」
『さあ?』
雪乃の疑問を、風乃はくすくすと嘲笑った。
『でも、これだけは言えるわ。本当の狩人なら他人が言う「殺した」なんか鵜呑みにしないで、自分の手で殺した死だけを、信用すべきじゃないかしら?』

生理的嫌悪感で鳥肌モノでした。さらにはいつにないピンチにドキドキです。うわー、下巻早く、早く!→ 感想