BLACK BLOOD BROTHERS 10 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 銀刀出陣―

「いや、そんなことよりもずっと昔から、私は月下の裏切り者さ。それこそ、転化したそのときから」
だがな、とカーサは優しく続ける。
「そんな私でも、裏切りたくないものはある」
「な、なに?」
「決まってるだろ。血族さ。自分自身さ」

きてくれた、ついにきてくれた!呼びかけた彼の思いと答えるミミコに涙が出そうになる。あと一冊が待ち遠しい。→ 感想