オルキヌス 稲朽深弦の調停生活

「強さには多くの種類があります。その中で調停員の強さが何かと問われれば、どれだけのオルカから信頼を得られるかに尽きるでしょう。ならば深弦殿、全てのオルカの信頼を背負いましょう。そして、それでもなお優しさを忘れずにいましょう」
オリーブは一息。
「妥協など無用です。諦観など不要です。仕方なくなど、ありません。貴女の理想は、貴女自身によって現実のものとできます」

笑った楽しかった。会話のノリは生徒会並ですね。土蜘蛛らぶ。新人調停員が幻獣間をとりなして成長していく展開はよかった。最後の勝負のバカさにもやられた。次が楽しみだなあ。→ 感想