Missing(7) 合わせ鏡の物語・完結編

「これも仮定だが、この学校にはまだ複数の寄贈品が存在して、しかも何らかの怪談が付与されているぞ。美術室の鏡が作り付けだったことを考えると、学校の理事だった大迫栄一郎は校舎や備品などに関して相当深くまで関わっているようだ。何らかの意図か、それとも実験かは知らないが、この聖学付属は大迫栄一郎の影響下にあると言っていいだろう。学校の各所に彼の魔術の名残があり、この学校にいる者は誰もが彼と無関係ではいられないという事になる」

先輩を「視る」ための手段はわかるけど痛い!思いに捕らわれた狂気が怖かった。今度は俊也にまで無力感が漂ってきたか。うーん、もやもやする。→ 感想