純愛を探せ!

「あ、あの助けて頂いてどうも有り難うございます!」
礼を言われるほどのことではあいと思ったが、無視するのも気がひけたので振り返った。
「どういたしまし―」


母の胎内から生まれ出でて五億と三千万年、俺は初めて恋をした。

虚言と姦淫を司る魔神ってことで下品なやり取りはアレですが、初恋に振り回されるところは楽しかった。ちょっとうまく行き過ぎかなと思うけどね。→ 感想