Missing(10) 続・座敷童の物語

「……それにな」
空目は、重ねて言った。
そしてその空目の言葉は、先ほどの俊也の一瞬の覚悟を完全に打ちのめした。
「仮に実行するとなると、その考え方は『黒服』と同じものだ」

ファスナーが開けられぬ!鏡の話との繋がりを見せながら、少なくともひとつの覚悟を見せた武巳は……褒めるべきかな。これでひょっとしたら俊也も覚悟決めるかしら?→ 感想