翼の帰る処2(下) 鏡の中の空 ― THE HOME OF THE WINGS

「その孤独な景色にさす、一条の光とおなりください。凍えた心以外のものを写してさしあげる力を、お持ちください。鏡の外には生きた世界が、自由の空が広がっていることを、思い出していただくそのために ― どうか、変わらずに。それがいつか、兄君たちをお救いするやもしれません」

皇女の魅力たっぷりで楽しかった。やっぱりこの二人のやり取りはいいなあ。それにしてもヤエトはまたまた思いものを背負わされてますね。隠居は遠い日になりそうですが、いつ死んでもという思いが生きたいに変わったので、まだまだ頑張って貰わないと!この二人が作っていく国を見てみたい。→ 感想