悪役令嬢ヴィクトリア

「もうフォスター&モークリーをアニンシアにのさばらせたりはしない。セリーナやシュターミッツ子爵の好きにはさせないわ!紅茶で勝負するの。あたくしは負けなくってよ!フォスター&モークリーが、子爵がどんな卑怯な手を使ってきたとしても、絶対に屈しないわ!!」

令嬢ヴィクトリアがオーナーを務める紅茶屋に、ライバル店がやってきて、というお話。ちょっぴりドジで、でもプライド高いからツンとして、そんなヴィクトリアが可愛く楽しい。どこまでも全力投球だから愛すべき人なんだよなあ。仲間に支えられて、王室御用達を目指すところは良かった。それにしても紅茶が飲みたくなるお話だこと。→ 感想