太陽神の巫女姫

「黒髪だけ?黒髪限定の美しさなの?それを言ったら私だって、あなたのその金の髪を最初からずっと好きだったわ。本当に触りたかったもの」
「触ればいい、好きなだけ。今は俺はおまえのものだ。おまえも今は俺だけのもの。本来の神族の規律には反することだが仕方ない。俺はおまえを好きだからな……きっとこれを愛と呼ぶ」

俺様な神様と、神に仕えることになった巫女のお話。神様相手にツンとする少女が可愛く、何かと傲慢にからかう神様の様子が楽しかった。後半の王様が出てくるところでちょっと変なシリアスになっちゃったのはもったいなかったかな。普通にコミカル一辺倒で行けばもっと楽しかったと思う。でも充分面白かった。→ 感想