我が夢に沈め楽園(上) 魔術士オーフェンはぐれ旅(11)

「なんか俺の身体のどこかに、預金残高とかそーゆうのが書いてあるのか?」
「そうねえ、書いてあると言えば書いてあるのかも……」
「お師様の場合、哀愁とかがにじみ出てるはずのところから、貧乏臭さが散布されているのかもしれませんね」
「……」
「あ!ででででででも、気にすることはないと思うの。確かにお金関係には徹底して弱いかもしれないけど、オーフェンのいいところっていっぱいあるわ!」
「そ、そそそそうですよ、気にすることないです。粗暴なところとか物をすぐ壊すところとか意外とものぐさなところとか目つき悪いところとか社会的地位が皆無なところとかをフォローする良い部分が、そのうち見つかるかもしれませんし!」

温泉のでない温泉郷に向かうお話し。ほとんど話が見えてこないので、何とも言えないかな。最後に出てきた猿のようなものが引き起こす悲劇がやばそう。っていうか……どうなったんだろうアレは。いや、いなくなっても構わないけど(酷い→ 感想