獣の奏者(2) 王獣編

「でも、もし、そのわたしの判断が、彼らが信じているように災いを招く可能性があるのなら……」
声がかすれた。
「災いが芽吹いたとき、自分一人が命を捨てれば、それをくいとめられるのだ、と思うことができれば……わたしは自分の意志を貫くことができます」

王獣リランと心を通じ合わせていく様に感動して、同時に獣の怖さも実感してたら・・・やっぱ来たか。真王と大公の溝に挟まれて、母と同じ道を辿るところに胸が痛くなったけど、諦められないところでやってきたリランに涙した。素晴らしい。ほんとよかったよ!→ 感想