熱の城 GLASS HEART

「桐哉はそういうふうに歌うの?」
藤谷さんが眉をひそめて訊いた。
「腹から喉から待った無しであふれてきたモンを歌うしかねえんだよ。オマエはまだ自分守ってんだ、おしとやかに壁に隠れてんだ、出てこいよ」
「今さ」
藤谷さんがまじめに見上げて、ききかえしてた。
「俺にアドバイスした?」
「知らねぇ」

坂本がだんだんと変わってきたなあ。センセイと曲作りでやりあって(交換日記模様にゾクゾクした!)、西条にも弱音を吐けて。ようやくふたりがカップルだと認識できた矢先に・・・きちゃったか。テン・ブランクの行く末がどうなるか気になってしょうがない。源司と尚がうまく間に入ってくれればと思うけど、さて。→ 感想