ブギーポップ・ダークリー 化け猫とめまいのスキャット

「て、敵って―でも、でもあれは」
「そうだね、あれは君の、とても身近なところにいたね」
「し、信じられないわ。そんな―そんな……敵だったなんて」
「君の敵ではない。だが君が、この世界の一部である以上、あれと君は敵にならざるを得ない……なぜなら、スキャッターブレインは<世界の敵>なのだから」

「ぶぎい」な猫さんが可愛いけど、それ以上に最強なフォルテッシモのツンデレっぷりが可愛かった。そんな最強さんすら手玉に取る世界の敵は、残酷なようで切ないものがあったなあ。でも、ふたりはきっと……と思いたい。それにしてもブギーポップの格好いいことよ。→ 感想