ミストボーン 霧の落とし子(3) 白き海の踊り手

「わたしはおまえを一度殺した」
「殺そうとしただけだ」とケルシャーが答える。
「だが、おれを殺すことはできない、圧政王よ。おれはおまえが決して殺すことのできないものを象徴している。どんなに懸命にやってみようともな。おれは希望だ」

まさに一気読み!エレンドとヴィンの関係にやきもきしながら貴族達の動きを見てたら……まさか「霧の落とし子」が!いやはや、この戦いからの怒濤の展開は素晴らしかった。ケルシャーが強さと信頼を見せて、そこから生まれた希望が、あのラストになったんだろうなあ。ひとまず区切りは付いたけど、残された謎もあるし、第二部がとても楽しみ。→ 感想