オリエンタル・ロマンス 騎士は花嫁を奪う

「馬鹿なのですか?」
「あんた相手に限ってはな」
胸の奥から温かくて甘い何かがこみ上げ、シーリーンは満面の笑みを浮かべた。
「それなら私も、馬鹿なのかも知れません」

世間知らずの巫女と彼女に惚れた騎士の逃亡劇。うーん、ちょっとものたりないかなあ。ふたりを引き裂こうとする勢力を乗り越え、心を寄せ合っていくやり取りはよかったけど、これなら性描写なくてもよかった気がする。それにしても、NTRになるのかと期待した僕は、ちょっとアレですね、はい。→ 感想