2010-01-20 オリエンタル・ロマンス 騎士は花嫁を奪う book ☆☆☆ 館山緑 「馬鹿なのですか?」 「あんた相手に限ってはな」 胸の奥から温かくて甘い何かがこみ上げ、シーリーンは満面の笑みを浮かべた。 「それなら私も、馬鹿なのかも知れません」 世間知らずの巫女と彼女に惚れた騎士の逃亡劇。うーん、ちょっとものたりないかなあ。ふたりを引き裂こうとする勢力を乗り越え、心を寄せ合っていくやり取りはよかったけど、これなら性描写なくてもよかった気がする。それにしても、NTRになるのかと期待した僕は、ちょっとアレですね、はい。→ 感想