進め、骸横たわる荒野 幻獣降臨譚

「いいか?忘れんなよ」
髪を撫でる手が止まる。
「いい女はたくさんいる。綺麗な女も、優しい女も、身分の高い女も星の数ほどいる。俺はいい男だから、これからもそんな女相手に選り取りみどりだ」
「……なんだ。やっぱり女たらしだって話じゃん」
「だがな。俺の背中を託せるのはおまえだけだ」

ライルかっこいいー!なんとなく軽さを感じてた彼が見せる誓いにジーンときた。その立場からワガママになってる姫様を守りつつ、立派に育てて欲しいなーと思ってたら!相変わらず引きがすごい。→ 感想