ラ・のべつまくなし(2) ブンガクくんと腐たご星

「だいたい……お前が編集者に向いていないなどということがあるものか!それは俺が一番良く知っている!俺は今日、海さんに色々と言われたがな、あの人の言ったことで一番腹ただしかったのは、否定したかったのは……俺に人を見る目がないなどと言われたことだ!それを認めるようなことを……お前まで言ってくれるな」

堅物さんの恋はもどかしくも楽しいものです。思わずマニュアルに頼ってしまう可愛さにニヤニヤ。それでいて二人っきりになったら…ねぇ?「呼んでみただけ」とか何それ(吐血)。イラストレータさんの行動は、プロ意識を唱えながらも子供っぽいものでしたが、嫉妬とはそういうものかも。好きだからこその恐怖に振り回されて、でも物語が隙間を埋めてくれて。よかったです。→ 感想