ゴミ箱から失礼いたします(2)

「何でもいいから、ほしい物はないの?これじゃあ罪滅ぼしができないじゃない」
「……えーっと」
別に罪滅ぼしなんかしなくていいのにと思いながらも、僕は何かないかと考えを巡らせる。
「あっ、じゃあ何か燃えるゴミをいただけませんか?今日僕のゴミ箱は燃えるゴミの日なので」
「……予想だにしてなかった物を要求されたわ……」

微妙にズレたやり取りが楽しくて楽しくて。こういう形でゴミ箱を続けるのかとニヤリ。ラブコメ模様もよかったなあ。みんな可愛い。会長が入ってくるとは思わなかったけど、今のところは幼馴染みが一歩リードかな(意思表示的に)。これから加熱して行くであろう、女の子達の争いが楽しみ。→ 感想