漂う書庫のヴェルテ・テラ(2)

「女王陛下、俺はいまの状態が気に入ってるんだ。起きたいときに起きて、寝たいときに寝る。食べたいときに食べたいだけ食べて、読みたいときに読みたいだけ読む」
「駄目人間ですね」
「まったくだ」

命のやり取りをしつつ、信頼関係が見えるから、なんかいいんだなあ。己を曲げないジグウォルを取り戻したいリシュルの思いは切ないけど、前を向き合ったことでより近づいた気もします。レジィナも負けてられないぞ。→ 感想