楽園の魔女たち 天使のふりこ

「私は、私はっ、こどもがきらいだっ!」
あーちゃ!と、だめ押しのように姫君が笑った。
鼻をすすりながら、それでも虚勢を張って騎士はこたえた。
「私の名前はアシャだっ!!」

短編集。表題作の痛快さに笑いが止まらなかった。サラを敵に回したくなく、殿下のお芝居最高!でもやっぱり一番は支部長さんの若き日のお話だなあ。理想を追い求める若さにやられる。「あーちゃ」の子との再会はあったのかなと、ちょっとほろり。→ 感想