楽園の魔女たち 楽園の食卓 中編

「一瞬だけだったけど、マリア、わ、わかったの」
「えっ……?」
「すごくかなしそうな眼であたしを見た」
自分のブラウスの胸元をにぎりしめ、「ここで」とマリアはいった。
「殿下も泣いてた」

ファリス、ファリス、ファリス!あなたの思いに涙が溢れる。彼女だけでなく、マリアの約束にもグッときました。ダナティア、突き放したくても、友は決して離れてくれないよ。次で最終。どんな結末が待っているか楽しみです。→ 感想