僕は友達が少ない(3)

「でもべつに掲示板とかSNSじゃなくてもふつーにケータイで連絡を取り合うんじゃダメなんですか?」
「ケータイ……それはもしかして携帯電話のことか」
「へ?そうですけど」
家に連絡する以外の用途で携帯電話を使うという恐るべき発想は、俺の中に微塵も存在しなかった。
「……そうか携帯電話か……理科……お前天才だな……すごいアイデアだ」
「ああ……その発想はなかった……携帯電話はカラオケ屋を探すためだけの道具ではなかったのか……」

夏休み。リア充っぽいのに、リア充を感じない隣人部の面々がとてもはがない……「海だー」の羞恥プレイは、ニヤニヤしまくりでした。星奈アピールしまくりの一冊だったなと思ったら、最後に来たか。これはいったいどうなるんだろう。続きが楽しみ。それにしても、ブリキさんのイラストは危険すぎる。→ 感想